Acoustic Camp in Maruta no mori '98

1998. 7. 18(Sat)〜19(Sun) 南足柄市 足柄森林公園 丸太の森

伊勢和正, 畠中裕一, 杉山まさや, こんず, LittleWoman, Conta, ZENZA-A,
SWAMPS, 藤原一晴, 森田哲朗+浜野基永, りゅーまろ

”丸太の森の担当者、高橋さん曰く「とにかくやり続ける、すぐに結果は出ない、十年後に出ればいい。」山を見、木を育てる男は物事を計るスパンが長い。そんなわけで2年目の丸太の森、やらせてもらえることになりました。この時期はちょうど梅雨が明けるかどうかの境目で、天気予報が変わる度に一喜一憂しながら当日を迎えます。
そんな気持ちを弄ぶかのように、キャンプ日の夜、パラパラと雨が降ってくる。その小雨はとうとう朝になっても止まず、管理事務所にはライブをやるかどうかの問い合わせの電話が入り出す。どうするか、決めなきゃいけない。ぎりぎりまで悩んだ末に出した決断は「中止」。なにしろ楽器の大半は生ギターだし、我々はともかくお客さんは間違いなく濡れてしまう。仕方ないさって言い聞かせながらの撤収作業は皆無口になるのも無理はない。諦めきれないまま荷物をまとめ小雨の山道を途中まで下りた時、ちらほらとこちらに登ってくる人が見えたんだ。
それは開演時間に合わせてライブを見に来たお客さんだった。そのお客さんの顔を見た出演者が、やれるとこまでやろうよって言い出すわけ。で、ステージに戻り、全員で会場の水を掃きながら設営して時間を遅らせての開演。そしたらね、なんと雨が上がっちゃったんだよね。晴れちゃって、青空まで見えてきた。何かが通じたのか、祈りが届いたのか。不思議な魔法を見たような、そんなけやきの広場のステージでした。”